ウォーレン・バフェット氏は中国でも注目が集まる


アメリカの著名投資家
ウォーレン・バフェット氏が、
株式購入に意欲を示したことについて、
中国でも紹介されています。


中国新聞社は、
「米国経済はいまだ好転せず、現時点においては回復の兆しも見えない。
しかし、悪化しているわけでもない。
現時点ではいつ上向くかわからない」
などと同氏のコメントを紹介しています。





バフェット氏が08年に投資した
中国の電池・電気自動車メーカー
BYDは、
この1年で株価が8倍上昇しました。


日本ではまだ一般の知名度が低い
BYDですが、
電池業界では世界トップクラスです。

リチウムイオン電池の世界シェアは2、3位とされ、
特に携帯向けではトップシェアを誇っています。



創業者の王伝福氏は研究者出身で、
BYDを設立したのは1995年。

当時リチウムイオン電池は日本企業の独壇場でしたが、
王氏は生産工程を徹底的に細分化し、
コア設備だけを自社開発してそれ以外は中国の安い労働力を使うという人海戦術で、
4割ものコスト削減を実現。

1997年のアジア金融危機をきっかけに価格競争力にものをいわせて、
瞬く間に世界大手に上りつめたのです。

攻勢は電池にとどまらず、
03年に2.7億元(約40億円)で現地中小メーカーの秦川汽車を買収し自動車産業に参入しました。

BYD自動車部門は小型車を中心に順調に業績を伸ばし、
強みである電池との究極のシナジーをめざして電気自動車の開発に乗り出したのです。


 環境・省エネの世界的潮流のなかで、
王氏は強気一辺倒です。

2015年には中国市場トップ、
2025年には 1000万台の販売達成など壮大な目標を掲げて、
中国各地で工場やR&Dセンターなどを積極展開しています。



BYDの株価上昇は中国現地でもおどろかれていて、
それだけに今回のコメントも注目されています。


先週まで、バフェット氏は株式投資から徐々に撤退しているのではないかという観測が流れていました。

しかし、撤退ではなく、
むしろ積極的に買いにいく姿勢が確認できたことで、ニューヨーク株式市場に少なからずの影響が出ているようです。

バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、
景気後退の終結を示唆する発言をしたことについては、
「わからない、だが心配してはいない」としました。

「私の株式購入は、
今後の経済がいつ後退脱出するかを基準にしているわけではない」
などとコメントしています。

さすがに、
バフェット氏は、
中国でも影響力があるようです。


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