アメリカの著名投資家
ジム・ロジャーズ氏が、
シンガポールで行われた経済フォーラムで講演し、
総選挙を経て
「シン政権続投」に沸く
インド市場に冷静な分析を加え、
「インドへの投資の機会は、
中国やスリランカほど多くない」
などと述べ、
スリランカ投資の
有望性を強調しました。
ロジャーズ氏は、
「インドでは17日に行われた総選挙で、
与党(国民会議派)の圧勝したことが影響し、
翌日の株式市場では政府の安定や政策の継続を好感する投資家らにより、
SENSEX指数
(インドのムンバイ証券取引所に上場する銘柄のうち約30銘柄で構成された時価総額加重平均指数)
が17.34%アップの
14284.21ポイントを記録し、
単日での上げ幅としては過去最高」
と説明しました。
ロジャーズ氏はまた、
株価の2度にわたる上げ幅制限で、
市場では取引停止措置がとられたほか、
インドの通貨ルピーも、
23年ぶりの大幅上昇を記録するなど、
「シン政権続投」
に託すインド経済改革への期待の高まりについて言及しました。
それでもロジャーズ氏は
「マンモハン・シン氏の改革は聞こえはいいが、
私は過去30年間、同じ話を何度も聞いた」
と、インドの経済改革や市場の動きに懐疑的な見解を示し、
「もし掲げた改革措置が本当に実現できるなら、
インドは間違いなく世界の投資の中心になる」
として、
引き続きインドに注視していくと語りました。
一方、同氏は現在、
スリランカが中国やインド以上に、
投資の可能性を秘めていると語り、
「スリランカ国内では、約26年の内戦が終結し、
これから復興が始まると見込まれる。
コロンボ総合指数も下半期には過去最高の高値をつけるだろう」
と予想しました。
・スリランカの現状
スリランカは旧セイロン
(現在も島の名前はセイロン島)。
1972年にセイロンからスリランカに国名を改称しました。
観光業がメインですがスマトラ沖地震のとき津波の被害でダメージを受け、民族紛争・テロ事件も増えました。
それでも、スリランカで25年余り続いた
少数派タミル人の反政府武装組織
「タミル・イーラム解放のトラ」
(LTTE)との内戦に勝利した
ラジャパクサ大統領が、
多数派シンハラ人の間で「国王」と呼ばれるなど権威を高めています。
政府は今後、
シンハラ人とタミル人の融和と共存社会の実現、
内戦で破壊された地域の復興を目指します。
スリランカは現在高度のインフレ傾向にあり、
そのため銀行の金利も10〜20%以上と高く、
スリランカ国債も高金利です。
現状は、
ハイリスク・ハイリターンです。
日本からだと、
ある程度安心できる投資商品で投資したいところです。
ジム・ロジャーズ氏がスリランカ投資の有望性を強調
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