5月2日にネブラスカ州オマハで開催された
バークシャー・ハサウェイ社の株主総会の、
時系列で実際の動きや質疑応答の様子、関係者の発言をまとめた
「実録」が公開され、
ウォーレン・バフェット氏は、
「バークシャー・ハサウェイ社は今後中国での投資活動を強化していく」
と明言していることがわかりました。
その「実録」によれば、バフェット氏は
「バークシャー・ハサウェイ社は中国をどう見ているか」
との質問に対し、
「数年前まで、BYDに投資するなど思いもよらなかった。
それ以前には、中国石油天然気
(ペトロチャイナ)にも、
実は注目していなかった」
と、中国企業に対する成功投資についても実情を語りました。
それでも、
「しかし現在はまったく状況が変化している」
と指摘。
「現在、まだ政策的な制限があるものの、
バークシャー・ハサウェイ社は中国に対する投資を強化していく。
中国は現在まさに巨大な市場に成長し始めているところであり、
誰もそれを軽視することはできない」
としました。
また、
「中国政府は現在、中国が大量に抱えており、
かつ断続的に値を下げている米国債に対して懸念を示している。
その判断は正しい」とした上で、
「引き続き中国の変化に注目したい」
と語ったといいます。
バフェット氏の片腕として知られる
チャールズ・トーマス・マンガー氏も、
「中国は世界で最もよい金融システムの一つを持っている」
と絶賛。
「中国の現在の実力はまだまだ世界レベルではないが、安定した堅固な金融システムを確立していることは中国にとって非常に重要だ」
と話しています。
・バフェット氏が株の買い時が来たと発言
バフェット氏は、
アメリカ「フォックス・ビジネス・ニュース」
のインタビューに応じで、
「現在が株式購入の時期として好ましい」
と語りました。
同氏はインタビューで、
「投資者は短期的な市場の相場を読もうとするのではなく、
長期的で規則性のある株式購入を心がけるべき」
と述べ、自説の有用性を訴え、
現在が株式購入の時期として好ましい、
との見解を示しました。
このほか、現在は国債を買うタイミングにないことや、
商業的不動産も今後しばらくは価格下落が続く見通しについて語りました。
同氏はこのほかも、格づけ機関への批判集中にも触れ、
「投資者は格づけ会社の評価だけを頼りに投資を決定すべきでない」
などと苦言を呈し、
自身の研究に基づく長期投資の重要性を強調しました。
バフェット氏の投資手法の特徴は、
一般的には「バリュー投資」と呼ばれていて、
低位株を狙う投資方法です。
バフェットは株式投資の名著
「賢明なる投資家」の著者、
ベンジャミン・グレアムの弟子です。
師であるグレアムは徹底的に下げた銘柄への投資を勧めていますので、弟子であるバフェットもそれに近いやり方で利益を上げているようです。
自分の投資法と照らし合わせて、
参考にできるところを活用しましょう。
バフェット氏が「今こそ株の買い時」と今後の展望を語る
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