4月は世界の市場が上昇トレンドに転じた


4月は世界の市場が上昇のトレンドに転じて、
長期上昇相場の始まりのような展開となりました。

ただ、実体経済は、
まだまだついてきていないようで、
これで底打ちとは、
簡単にいかないと予想されます。






追加型投資信託の4月1か月の騰落率ランキングでは、
過去1年に大きく下げた投資対象ほど、
大きく上昇したようです。

1位
岡三AM ワールド・リート・セレクション(米国)

2位
ゴールドマン・サックス 米国REITファンドAコース

3位
ゴールドマン・サックス 米国REITファンドBコース



トップ付近では、アメリカの不動産投資信託で上位3本がこのカテゴリーに属していて、
4月末純資産30億円未満のものを含むと、
上位18位までを独占しました。

また新興国の中でも下落の大きかったロシア・東欧株式やトルコ株式、そして世界の不動産投資信託などが20%以上の上昇となりました。

ブラジル株式、インド株式など、
先に上昇した中国株以外のBRICs株式の上昇も目立ちました。

中でもロシア・東欧株式は3か月で60%以上の上昇となったファンドもありました。

短期で大きく上昇している上位集団のファンドですが、
1年での騰落率は、
依然として50%以上マイナスのものが過半を占めています
(40本中24本)。


さて、短期での上昇率を見ると、やっぱり下がった時に買っておけばよかった、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

確かにその通りで、誰もが、まだ下がるのではないかと怖がって買わない価格が安い時に購入できれば、大きな上昇が期待できます。

ただし、いつが安い時で、いつになれば上昇に転じるかは予測できません。
購入にはかなりの勇気が必要です。

さらに、短期での収益を狙う場合は、いつ売却するかという、
もっと難しい問題もあります。

ですので、
余裕資金でムリをしない投資が大事です。

投資対象が、自分で理解でき、
将来は回復すると期待できるものであることは言うまでもありません。

市場が悲観的になっている時、
逆にとても楽観的になっている時などは、
特に「他人の見方」にひきずられない、
長期的な判断が大事になります。


 
一方で下落したのは、各種ベア型、金関連、バイオテクノロジー関連、電力・ガス関連日本株などに投資するファンド、
日本の不動産投資信託、ヘッジ手法を用いた運用のファンドなどでした。

この内、日本の不動産投資信託以外の投資対象は、昨年の金融危機以来、上昇ないしは比較的落ち着いた値動きをしていたものです。

米国債券や日本の債券、コモディティなどもマイナスとなりました。
ただし、ベア型ファンド以外では10%を超えるマイナスはありませんでした。

 
また、毎月分配型の主流である海外債券ファンド、
特に先進国債券に投資するものは、若干のマイナスや、上昇してもその幅がきわめて小さいという結果となりました。
マイナス2%程度からプラス1%程度の幅に多数のファンドが入っています。

分配金額が減少傾向にある中、
高額分配というだけで商品を選ぶと、
予想外のリスクを背負うことになり、
特に退職金運用や高齢の方の取引は特に注意が必要です。

自分がどの金融商品に向いているのか、
良く理解して、
状況を見ながら慎重に投資しましょう。





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